保育士のみなさんこんにちは!”保育士転職のノウハウを徹底解説するミサキカフェ”です!
保育士として働いている皆さん、保育士という仕事をしている際の不満ってありませんか?
例えば給料が低いとか給料が低いとか給料が低いとか…
そう、保育士は国家資格を取得して働いているというのにお給料がとっても低いんです!
【参考サイト】
保育士の給料を上げるには?月収・年収・ボーナスの実態や高収入を目指す方法を解説 保育士の給与事情。平均給料や、今後の賃金引き上げについて 知っておくべき保育士の給料事情!公立と私立の平均年収を比べるとわかる裏側とは…他の国家資格を有する職業と比べてもその低さは歴然。
そんな保育士の給与はこれから上がることはあるのでしょうか?
「もう保育士から転職したい!」と考えている方はちょっとまってください!
今政府でも話題になっている「保育士の処遇改善」について解説してみました!
現在の保育士の給料についてですが、日本全国の平均月収は22万円と言われています。
手取り額にすると約18万円前後。
例えば都心部で一人暮らしをするとなると、ちょっと厳しい金額ですよね。
さらに保育士は残業や持ち帰りの仕事が多い職業にも関わらず、残業代も出ない保育園が多いのも事実。
これが原因で保育士の方の転職率や離職率が高くなるのだと思います。
その原因もあって保育士の離職率も高いので、待機児童で騒がれている一方保育士不足の加速が止まりません。
そんな中、保育士確保のために厚生労働省が実施したのが、「保育士処遇改善案」でした。
保育士処遇改善等加算というもので、保育士の給料を上げるために国から保育園に支給される補助金のこと。
年々上昇傾向にあり、補助金額はここ5年間で10%アップしています。
2017年の時点で月額約3.2万円。
これは正職保育士だけではなく、施設長・園長・パート保育士にも適用されています♪
さらに2017年からは「保育士処遇改善等加算Ⅱ」という新制度が出来ました!
こちらは新しい役職にキャリアアップすることで、月額最大4万円の給料アップを目指せるというものなんです。
この2つの制度で、だいぶ保育士の待遇が改善されていますよね。
保育士転職したいとお考えの方も、一旦こちらを見直してみてください。
今までは、保育士がキャリアアップするとしたら主任保育士、次に園長や施設長でしたよね。
役職が少ない分、保育士一人に対するキャリアアップの機会がとても少ないのが現状でした。
しかしこの「保育士処遇改善等加算Ⅱ」では、保育士と主任保育士のキャリアの間に「職務分野別リーダー」「専門リーダー」「副主任保育士」という3つの新しい役職ができました!
そのため、保育士のキャリアアップの機会が格段に増えたのです。
しかし今までも、保育士と主任保育士の間にリーダー職を設けている保育園や保育施設もありました。
ですがキャリアアップをしてもお給料や待遇に反映されないことも多く合ったと思います。
キャリアアップの機会がない、キャリアアップをしても給料に反映されない。
そんな問題を解決すべく、国が3つのキャリアポジションを作り、保育士のキャリアアップ&処遇改善を図ったのです♪
そして気になる3つのキャリアの必要実務経験と業務内容と支給額は?
役職内容:特定の分野に特化したリーダーとして現場を率先します。
月額支給額:5000円
必要な経験年数:3年以上
役職内容:専門性の高いリーダーとして現場を率先します。
月額支給額:40000円
必要な経験年数:7年以上
役職内容:管理職として主任保育士の補佐や現場保育士をつなぐ役割を担います。
月額支給額:40000円
必要な経験年数:7年以上
こちらの経験年数は1つの保育園で働いた年数ではなく、保育士として働いた年数になります。
ブランクのある方でも適応されますのでご安心くださいね♪
ちなみに各保育園に1人ずつがこのキャリアに就けるわけではなく、「職務部門別リーダー」は全職員の1/5人、「専門リーダー」と「副主任保育士」が全職員の1/3人。
そして、このキャリアに就くためにはキャリア研修を受ける必要があるんです。
研修の内容は、8項目。
(1)乳児保育
(2)幼児教育
(3)障害児保育
(4)食育・アレルギー
(5)保健衛生・安全対策
(6)保護者支援・子育て支援
(7)保育実践
(8)マネジメント
しかしキャリアによって受講する項目は違ってきます。
「職務分野別リーダー」は(1)~(6)の中から1分野。(所要日数:2~3日)
「専門リーダー」は4分野以上。(所要日数:8~12日)
「副主任保育士」は(8)マネジメント+3分野以上(所要日数:8~12日)
研修は1研修につき15時間です。
経験年数さえクリアできれば、誰にでもチャンスは回ってきます。
保育士の皆さん、キャリアアップ目指してがんばりましょうね♪
しかし、補助金の支給は保育園に一任されている状態。
保育園によっては月々のお給料に上乗せされたり、ボーナスとして支給されたりとバラバラなんです。
さらにキャリアアップ職に就いてもお給料に反映していない保育園もあるようで…
副主任保育士や専門リーダーの場合は、保育園は役職に就いた人数の約半数に40000円を支給すれば残りのお金は他の職員に分配してもいいことになっています。
保育士の給与にばらつきを出したくないなどの理由でこういった対策をとっている保育園もあるようですが、きちんと頑張った分のお給料は受け取りたいですよね。
そんなしっかりした給与体制を取っている保育園を探すためには、保育士転職サービスのキャリアコンサルタントにリアルな情報をもらいながら転職活動を進めるのが1番だと思います。
自分で求人票を眺めながら探すのは難しいし、面と向かって人事担当に聞くのも聞きづらいですもんね。
ぜひ保育業界や制度に詳しい保育ひろばのキャリアコンサルタントに相談してみてくださいね☆
まだまだ保育士の平均年収は310万円と低水準。
(引用:保育士の仕事の年収・時給・給料情報より)20代ではまだまだ200万円代の方も多くいらしゃいます。
(引用:より)ぜひ保育士転職をする方のお力になれたらと思います。