みなさんこんにちは!保育士転職のノウハウを徹底解説するミサキカフェです!
保育士転職で1番の難関!それは面接ではないでしょうか?
面接って保育士として働いていると機会が何度もあるわけではありませんし、いざと言うときに慌ててしまいますよね。
そして、面接と言えば困るのが最後の逆質問。
面接の最後に、「最後になにか質問はありませんか?」と言われるアレです。
今回は保育士転職の採用面接で、そんな逆質問で困らないように、逆質問のテンプレートを考えてみましたので御紹介致します。
1.保育園のHPなどに載っているような、自分で調べれば分かる事を聞くのは絶対にNG。
「事前に調べてこなかったのかな?」「そこまで志望度が高くないのかな」と悪い印象を与えてしまうし、なんと言っても失礼です。
「最後になにか質問はありますか?」と質問されて、何もなかった場合は無理やり作らずに以下にある「質問したかった内容を先に説明されてしまった場合」、「頭が真っ白になって考えてきた逆質問を忘れてしまった場合」を参照してみてくださいね。
2.給与や賞与、休日など労働条件や待遇を聞くのはNG
労働条件面の質問ばかり、例えば「お給料はいくらですか?」「土日出勤はどのくらいありますか?」「残業はないって求人票に書いてありますけど本当ですか?」などなど。
労働条件ばかり質問していると、「保育や業務に関することより待遇の方が大事なのかな?」と捉えられてしまいます。
正直、お給料の額や求人の日数など正直に聞きたいところですが、大人のマナーとして避けておくのがベターでしょう。
しかし、例えば「残業はどのくらいありますか?」ではなく、「育児があるので残業は多くできないかもしれません、それでも大丈夫でしょうか?」など理由を付けて言い換えてみたら良いかと思います。
前者だと「残業したくないんだなあ」という印象ですが、後者では「残業できない理由があるんだな」と印象を変えることができます。
3.しっかり事前に逆質問の内容を考えておく
たまに保育士面接での逆質問を、「面接をしている中で逆質問を考えよう」という方がいらっしゃいますが、
大体の方が「面接に集中していてその場でパっと逆質問が考えられなかった」とおっしゃいます。
リラックスして面接に挑むことは勿論大事ですが、保育士転職の採用面接では予測できないような質問は置いておいて、
「多分聞かれるだろうな」なという質問に関してはなるべく事前に考えておくことをおすすめします。備えあれば憂い無しなのです。
4.「特にありません」は絶対にやめて!
「特にありません」ではあまり意欲がないのかな、と相手に映ってしまいます。
せっかくですから、「入職までに準備しておいた方がいいことはありますか?」など、
差し支えなくどんな保育園にも使える逆質問を一つは用意しておくことをオススメします。
5.YESかNOで答えられる質問はNG
例えば、「貴園で働くやりがいはありますか?」だけでは「はい。」で終わってしまって面接官とのコミュニケーションが図れないまま終わってしまいます。
「貴園で働くやりがいは具体的にどんなものですか?」と質問すれな、面接官もやりがいを感じるのは~~な時、~~な時ですよ。と答えてくれ、コミュニケーションも取れるし、あなたが入職に至った場合に働くイメージが着きやすくなるのでおすすめです。
【保育士転職での逆質問・「質問はありませんか」の参考リンク】
保育士の面接での上手な逆質問の返し方・「地域の交流に力をいれている」とありましたが、具体的にどんな交流をなさっているんですか?
・保育補助の方は何人ほどいらっしゃいますか?
・季節の行事はどんなことを行っていますか?
・〇〇さん(面接官)が貴園で働いていて、やりがいを感じた瞬間はどんなところですか?
・先程~~とおっしゃっていましたがもっと詳しく聞かせていただいてもよろしいでしょうか?
・入職したら他の職員とも積極的にコミュニケーションをとっていきたいと思っているのですが、貴園の職員同士の雰囲気はどのような感じでしょうか?
・貴園で働かれている職員の1日のタイムスケジュールを簡単にで結構なので教えて頂けますか。
【保育士転職での逆質問・「質問はありませんか」の参考リンク】
保育士の保育園面接の逆質問をチャンスに変える5つの心構え・入職までに準備しておくことはなりますか?
・入職までに養っておいた方が良いスキルはありますか?
・私は○○という資格を持っているのですが、活かせる業務はありますか?
・貴園で活躍するために養っておいた方がいいスキルや取得した方がいい資格はありますか?
【保育士転職での逆質問・「質問はありませんか」の参考リンク】
【保育士転職】面接のときに聞かれる質問とは?逆質問はどうする?保育士転職の採用面接で、考えていた「質問はありませんか」の返答内容を先に説明されてしまった!
もう1度聞いたら「さっき説明したのに聞いてなかったの?」と思われてしまう…どうしたら良い?!ということもあると思います。
他にも、面接の質疑応答に答えるのに必死で、1番最後の逆質問の内容を忘れてしまった!そんな声をよく耳にします。
そんなときのおすすめな回答を御紹介します。
「〇〇についてお聞きしたかったのですが、先程説明していただいたのでよく分かりました、安心しました。」
「面接の中で十分にご説明いただきましたので、理解できました。ありがとうございます。」
「より一層貴園への入職したい気持ちが強くなりました!」がおすすめです。
こちらは先に説明されてしまった場合も、逆質問を忘れてしまった場合も有効です!
他にはやはり、
「もし貴園にご縁を頂けて入職させて頂ける運びとなったら、準備しておいた方がいいこと、養っておいた方がいいスキルはありますか?」が間違いないかと思います。
ぜひやばい!この面接で聞きたいことなにもない!という時は、使ってみてくださいね。
「質問はありませんか」に対して、いい質問をしないと!と思ってしまうかもしれませんが、そこまで気負う必要はなく、面接を保育園とのコミュニケーションを図る機会だと考えるのがおすすめです。
自分の事を保育園側に知ってもらう機会、逆質問の際には保育園について教えて貰う機会、ついでに自分の志望度が高いこと、あなたの保育園にこんなに興味がありますよ!とアピールをする機会。
プラスに考えて、緊張しすぎずに良い面接にしてくださいね。
あなたの良さをしっかりわかってもらえるように、どんどん積極的に人事担当者や園長とコミュニケーションをとっていくことが大切です。
「この保育士と一緒に働きたい!」「この保育士はやる気があっていいな!」と思ってもらえるように、保育士面接を頑張っていきましょうね。
また、こちらにもあるように保育士の採用試験ではなにも面接というだけではありません。
中にはピアノや作文などの実技試験がある保育園もあるんです。
皆さんも募集要項をしっかり読み込み、準備万端な状態で保育士面接に臨んでくださいね。
【保育士の面接対策-番外編②】ピアノ、作文…面接以外の対策も?面接マナーやその他の保育士面接で聞かれやすい質問にも目を通しておいてくださいね★
保育士の面接必勝法!よく聞かれる質問と受かるための対策は!?今回は保育士転職の際の面接試験での「何か質問はありませんか」の逆質問で使える回答をご紹介しましたが、こちらの保育士転職のノウハウを徹底解説するミサキカフェでは他にも様々な記事を掲載しています。
▶こちらの記事は保育士転職の際にちょっと気まずい転職理由についての回答です。
なにもやましいことはないのに、なんだか「前の保育園はなんで辞めたの?」と聞かれるとなんだか肩身の狭い気持ちを感じてしまいますよね。
ですが問題なし!こんなふうに言い換えれば保育士面接は怖くないんです!
「お給料が少なかった」「残業ばかり・お休みが少なかった」という転職理由でも大丈夫。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
▶こちらの記事では面接で絶対必須な「自己紹介してください」に対応するHOWTO記事です。
自己紹介って何を言ったら良いの?このあとの回答とかぶるのも嫌だなあと考えてしまいますよね。
この記事では例文も踏まえて保育士転職の際の自己紹介についてご案内していますので、参考にしながら自身の自己紹介について考えてみてくださいね。
▶この記事では保育士転職に限らず、今更聞けない保育士転職のマナーについて紹介しています。
マナーはもちろん、保育士面接の際の服装や持ち物についてもご案内しているので、ぜひ面接日前日には確認してみてくださいね。
これまでこのページでは保育士転職・面接での逆質問、「なにか質問はありませんか」の回答をご紹介してきました。
そこで東京都の小規模保育園で働くA先生にこんなお話を伺いました。
ミサキカフェ「A先生は保育士転職で面接の際、逆質問の「なにか質問はありませんか」でどのように答えましたか?」
A先生「私も勿論逆質問は考えてたんですが、グループ面接だったので他の方に先に用意していた逆質問をされてしまって…。
面接してくれた園長先生に、「Aさんはなにか質問はないですか?」と言われて、どうしよう、どうしよう‥と焦ってしまったんですよね。」
ミサキカフェ「結局、なんて答えたんですか?」
A先生「私は「特にありません」と答えてしまうのが1番NGだと思っていたので、とっさに「質問はありませんが、一言いいですか。」と前置きをして、自分がどのくえらいこの保育士という仕事が好きか、どうしてこの保育園に入職したいのか、この保育園に入職出来たらどんな成果を残せるか…を1〜2分念押しのように訴えたんです。」
ミサキカフェ「…!それは変化球でしたね!! それで面接の結果は…」
A先生「まさかの採用でした!その面接では4人中2人しか採用されず、なんで私が?!というのが実際の感想でした。後々入職後に園長先生から、「最後の訴えで気持ちを持っていかれた、熱意が伝わった」と言って頂きました(笑)」
ミサキカフェ「すごい!!確かに熱意はすごく伝わりますよね!たんに質問をするだけじゃなく、このようにストレートにアピールするのもいいかもしれませんね!」
A先生「ですね(笑)実際、保育士を面接する立場を経験すると、本当にやる気がある子、あってもうまく伝えられない子っていうのがわかるんですよ。」
ミサキカフェ「なるほど…」
A先生「保育士は子どもたち、その保護者、同僚の保育士とのコミュニケーションがとても重要な仕事ですよね。なのでこちらとしても、きちんとコミュニケーションを取れる保育士を採用したいんです。」
ミサキカフェ「面接でも、まずは自分の意思をしっかり伝えられないと採用される機会が少なくなってしまうということですね。」
皆さんも、ぜひ逆質問、「なにか質問はありませんか」で何も思いつかない、緊張で飛んでしまった時はこの方法を試してみてくださいね。
まずは一問一答というニュアンスより、面接官と会話のキャッチボールをすることを意識してみるのもおすすめです♪
【保育士の面接に関する参考サイト】
【面接対策】保育士の面接でよくある質問と回答例~プロ直伝!~
保育士の転職面接完全マニュアル
保育士が面接時に絶対聞かれる「転職理由」に対する回答対策