みなさんこんにちは!”保育士転職のノウハウを徹底解説するミサキカフェ”です!
保育士は女性の職場!というイメージが未だに強い保育士業界ですよね。
男女雇用均等法が施行されてからは、従来までは”保母さん”と呼び名から”保育士”という呼び名が出来たとされています。
しかしまだまだ少ない男性保育士。皆さんは実際に男性保育士は何%ほどかご存知ですか?
…正解はまだたったの6.6%なんです!
「娘のオムツ替えを男性保育士に担当されたくない」との声が上がったり、男性保育士は難しい立場にあるのが原因かもそれません。
しかし男性保育士にも女性保育士よりも向いている、得意分野はもちろんあります!
今回の保育士のための保育士転職情報まとめでは男性保育士の就職・転職情報から、男性保育士が働きやすい保育園はどんな保育園なのか?を調査していきたいと思います!
まずは男性保育士の現在のデータから!
男性保育士の割合は、先程もお話したように少し古いデータになってしまいますが、平成27年の厚生労働省のデータによると全体の約6.6%。
(参考:厚生労働省の保育士等に関する関係資料)
女性保育士の平均年齢が35.1歳に比べ31.4歳、勤続年数は女性保育士7.7年、男性保育士6.3年と、離職率も女性に比べると高いといっていいでしょう。
では給与の面では男女差はあるのでしょうか?
女性保育士の給与は214.4千円に比べると、男性保育士は239千円。
多少は男性保育士の給与の方が高くなっているんですね。
しかし、一般的に見たら多い方ではもちろんありません。
こちらは女性保育士にも共通して言えることですが、やはり男性保育士も給与割合が女性に比べて多少高いとはいえ、世間一般から見ると少ない給与。
特に男性は結婚し子どもを持ったら一家の大黒柱として家族を支えていかなければならない!といった経済的な責任も重くあるので、このままこの給与で大丈夫だろうか?と不安になる気持ちも多いに分かります。
高校生の時に「保育士になりたいな」と思い専門学校にいきました。
その後も保育士になろうという気持ちは変わらず、保育園に就職することに。
その時の給与明細は断捨離してしまって見当たりませんが…当時は手取りで15万円くらいでした。
しかもこの15万、通勤手当を含めてなので、純粋にお給料だけだと13~14万円。
ボーナスは夏と冬を合わせて4ヶ月程度でした。
ということは、15万円×(12ヶ月+4ヶ月)=240万円が年収でした。
しかもこれはみなし残業代込だったので、基本、これ以上増えません。
年収300万円に届かない給料…。厳しいですよね。これで結婚しよう、家庭を持とう、などとなると、もう無理ですね。
しかも、当時一番「ヤバイ…」と感じていたのが「この業界自体が、給料が上がっていかないこと」なんですよね。
しかし現在では保育士の処遇改善が政府が打ち出し、保育園によっては給与UPがなされてるようです。
もちろんこれは男性保育士・女性保育士ともにですが、しっかりと処遇改善処置がなされている保育園・保育施設に就職・転職することが大事だと言えますね。
保育園・保育施設で働く全体の94%が女性保育士や女性職員。
男性保育士は保育施設に1人いるかいないかな環境では、やはりかなり気を使います。
距離が近すぎてハラスメントとして訴えられたらどうしよう?
そもそも話に入っていけない…このように対人関係にとても気を使い、参ってしまう男性保育士もいるようです。
その場の空気から独特の雰囲気感じてしまい、まるで女子更衣室に入ってしまったかのような居づらさを覚えました。
大袈裟になるかもしれませんが、分かりやすく言うと僕にとっては外国に来たような感覚でした。
そして、その時から、緊張する「女性の職場」での勤務が始まったんです。
着替えの時、女性は更衣室(職員休憩室)がありましたが、男性はありません。
そこで、トイレの一室を借りて着替えを済ませていました。
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担任間で話し合いをしたりするときには、女性の職員同士では、話す距離がすぐ近くであったり、時には肩を叩いたり、特に距離を気使うことはなかったようでした。
しかし、私の場合はそうはいきません。あまり距離が近かったり、身体に触れることはもってのほかです。
男同士のようにはいきませんので、私も話す時の距離、パーソナルスペースを慎重に考えて話すようにしました。
【その他の参考リンク】
男性保育士の転職について元保育士の経験者が語るよ!男性保育士は前述したように保護者からの「おむつ替えを担当してほしくない!」などのネガティブな声も度々ありました。
しかしもちろん男性保育士が得意とするような役割ももちろんありますし、保育園にとっても男性保育士を必要としている場面は大いにあります。
男性保育士は身体的に力強い存在です。男性が一人職場にいるだけでも、子どもたちや保護者にとっても防犯の面で安心感が持てるでしょう。
また、お遊戯会や運動会前の大道具の準備や壁面の高いところの飾りつけ、重い荷物の移動などその身体的特徴を活かした仕事ができるのも男性保育士の強みの一つです。
保育園のお父さん的な役割が期待できるのが男性保育士です。
男の子のトイレの付き添いがしやすかったり、体力を活かしたダイナミックな外遊びや表現ができる、など園の保育の幅も広がるでしょう。
ごっこ遊びや絵本の読み聞かせでも、お父さんや、男性的な役割を表現できるなど、日常の保育で表現できることが広がることでしょう。
職場の雰囲気の向上に一役買うという点でも、男性保育士が園にいることはメリットになります。
保育園は女性が多い職場であるため、その雰囲気も人間関係に気をつかうものになりがちです。
ですが、そこに男性が一人加わるだけでも、職場の雰囲気は大きく変わることでしょう。男性保育士という存在が、職場の風通しを良くすることが期待されますね。
もちろん従来のように女性保育士だけで構成されている保育園もたくさんありますし、それが悪いというわけではまったくありません。
しかしやはり女性保育士だけでは出来ないこと・難しいこともあるのは事実。男性保育士が重宝される場面でも保育の現場ではあることは事実なんです!
男性保育士がおれからもっと増えるといいなと願うばかりです。
【参考リンク】
メリットも悩みもたくさん?男性保育士の給料・年収・転職や将来性の実態とは例え上記のように「男性保育士が働きづらいと感じる保育園」も多々あると思います。
そこで「もう保育士辞めよう…」と考えてる方いらっしゃいましたら、1度他の保育園・保育施設に転職することをおすすめします!
例えば人間関係においても、保育園内に1人でも別の男性保育士がいることによって緩和されますし、なにか女性保育士との性差によって不安や疑問があっても同じ悩みを克服してきた男性保育士になら相談もしやすいと思います。
他にもしっかりとキャリアプランが組まれている保育園・保育施設なども探してみれば十分にありますので、そのような「自分の働きやすい保育園」を改めて探してみるのはいかがでしょうか?
男性保育士が働きやすい保育園の探し方としては、実際に働いてみないとなかなか働きやすいかどうかは判断できませんよね。
でも、個人的に私がおすすめするのはすでに他の男性保育士が働いている保育園。
保護者も男性保育士に慣れているので、壁も無くコミュニケーションが取れるし、なにか分からないことや相談ごとは男性保育士にできるので気を使わなくていいのが本当に楽ちんです。
【参考リンク】
男性保育士の転職は厳しい?男性におすすめの転職先の選び方あなたにとって働きやすいと感じられる保育園を紹介してくれる、保育士求人サイトを利用してみるのをおすすめします!
【参考リンク】
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過去に男性保育士が転職した保育園を探してくれるかもしれません♪
ぜひ利用してみてくださいね。