保育士の皆さんこんにちは!
保育士転職のノウハウを徹底解説するミサキカフェです!
保育士という職業は、辛くも厳しくもある、しかしなかなかお給料も上がらず…という外からだけではわからない、過酷なお仕事だと思います。
そんな中、もう保育士は辞めたい…と考えてしまう方も少なくはないのではないでしょうか?
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全国でも保育士の流出が相次いでいるようです。
東京・中央区の認可保育園で保育士が大量退職することが分かったのは、ツイッター上での騒ぎがきっかけだった。
同様のケースが全国各地で起きていることが、その後のJ-CASTニュースの取材で分かった。その背景には、政府の場当たり的な政策の影響があることも浮き彫りになっている。
(引用:全国で相次ぐ「保育士大量退職」 園新設に供給追い付かず…「取り合いみたいな状況」運営会社も苦渋)
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中央区の保育計画課にJ-CASTニュースが13日に聞いたところによると、この保育園は、4月からニチイ学館の保育事業部門が直接運営することになった。ニチイ側が、進級についての保護者説明会を9日に開き、この説明会などを通じて、園長ら保育士が次々に退職することが明らかになった。
同園の保育士は、現在の18人のうち13人が3月以降に順次退職する予定。看護師や調理員も含めた30人では、16人が退職する見込みになっている。
退職の理由としては、給与がダウンするなど待遇悪化が進んだり、人手不足で長時間労働が続いたりしたと不満があったことだという。このほかに、もともと3月末で退職する予定だった保育士もいた。
(引用:保育士大量退職へ… 東京・中央区の認可保育園に何が起きたのか)
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私も保育士として働きましたが、何度も何度ももう辞める!と思ったことがあります。
ですが私は、勢いですぐに保育士辞める!という決断を下さずに、まずは一旦落ち着いて、”転職して職場環境を変えてみよう!”と思って行動してきました。
【参考サイト】
保育士を辞めた人が遭遇する厳しい現実と対策私自身、保育の仕事が嫌になったわけではなくて、私にとってこの職場(保育施設)が合わないんだ!と考えていたからです。皆さんはどうでしょうか?
保育士は確かにお給料も低く、残業や土日出勤、持ち帰りの仕事も多い、女性の多い職場だけに人間関係もややこしい…
だけどもしかしたらそれは、あなたが現在働いている保育園や保育施設だけかもしれません。
あなたの経験や知識、スキルを活用して、もっと職場環境のいい保育施設に転職できるかもしれません。
お給料が低い→努力や成果を認められにくい保育園なのかもしれません。
さらに保育士のキャリアアップに対して力を入れてない保育園なのであれば、この保育園で何年頑張ったところで大幅な給与改善は見込めません。
今は保育士の処遇改善の取り組みや保育士のキャリアアップ制度を国が実施して、保育士の給与改善やキャリアアップに勢力を挙げています。
しかしキャリアアップ制度に関しては、国から資金が分配されているのにもかかわらず保育士一人一人の給与改善は保育園や保育施設に一任されています。
しっかり保育士のキャリアアップ制度で保育士一人一人の給与改善に取り組む保育園であれば、保育士としての経験やキャリアアップに向けての向上心を認めてくれ、それ相応の対価をくれるはずです。
(保育士キャリアアップのくわしくはこちら 記事誘導)
残業・土日出勤・持ち帰りの仕事が多い→こちらも保育園、保育施設によって全く異なります。
まず保育士の数が子どもに対して指定されたギリギリの数で運営を回していくとなると、やはり事務作業の時間や掲示物の作成、運動会や発表会での製作物の時間が取れず、
残業・持ち帰って家で仕事…という状況になってしまいます。
しかし保育士や保育補助を多めに採用・配置している保育園や保育施設では、保育士1人の仕事を分散して進めることが出来ます。
保育補助が1人多いだけでも、お昼寝の時間を保育補助にまかせて事務作業やれんらくノートを記入する時間に使えたり、掲示物の作成も保育補助に任せたり2人で進めれば普段費やす時間が半分以下になるんです。
他にも、あまり行事に力を入れず、普段の保育の方を優先し大事にしている保育園や保育施設であれば
行事の準備や行事本番でのタスクは目に見えて少なくなるでしょう。
小規模保育施設であれば受け入れている子どもは0~3才児未満ですから、行事という行事がない!という施設も多くる傾向にあると思います。
運動会も室内で小規模で行ったりと、普段の業務に差し支えない程度です。
保育士一人のタスクが少ない保育園や保育施設に転職すれば、あなたのプライベートな時間を仕事に費やす必要がなくなり、余裕が出てくると思いますよ!
職場の人間関係が良くない→保育士の職場の環境についても、ピンきりだそうですね。
私が働いてきた保育園や保育施設でも、和気あいあいとした保育園もあれば意味もなく派閥があったりギスギスした雰囲気の保育園・保育施設もありました。
私の周りの保育士に聞いたところ、こちらも小規模保育園や保育施設の方が、子どもの人数に伴って職員の人数も少ないため、
「みんなで協力しよう!結束しよう!」という意識が高い傾向にあり、ほのぼのとしている職場が多かったそうです。
確かにもともとの保育士が少ないので、いじめなどの理由で1人退職してしまうだけで大ダメージですもんね。
また、園長先生の性格にもよると思います。
私も1度、正直保育園の保育方針が受け入れられず、園長先生に直接カリキュラムについて提案したことがありました。
しかし園長先生の逆鱗に触れたのか、それ以降私への無視が始まり、最終的には園長先生の指示なのか他の先輩や同僚からも無視されるようになりました。
そのうち保育業務にまで支障をきたし始めたので、私はその保育園から別の保育園に転職することになりました。
園長先生が陰湿であると、保育士にもつながって保育園全体にも左右することを学びました。
なのでぜひ面接や園見学に行った際は、園長先生を始め職員の態度や雰囲気をよく見てみることをおすすめします。
挨拶がないなんてもってのほかです。
他にも、保育士転職(求人)サイトのキャリアコンサルタントは全国各所の保育園や保育施設と定期的にコミュニケーションを図り、
園の雰囲気や人間関係に至るまでの細かい情報を持っています。
転職に踏み切った際には、保育士転職(求人)サイトのキャリアコンサルタントに職場の人間関係についても質問してみるのをおすすめします。
園見学では把握しきれないところもあると思いますし、園長先生や人事担当に直接「職場環境ってどうですか?いじめとかないですか?」と聞くのも正直気まずいですよね。
なのでそんな時は、経験豊富な保育士転職(求人)サイトのキャリアコンサルタントに相談してみるのが1番効率的かと思います。
【参考サイト】
【保育士を辞めたい】その理由とは?転職にあたり知ってもらいたいことまとめまずはこの保育園を退職することを伝えることから始めましょう☆
保育士を退職する意思を伝える時期はこちら。
基本的には、卒園で子どもが入れ替わる年度末に辞める場合が多いです。
秋口から年末・年明けになると来年度の予定を聞いてくる園が多いので、退職意思を伝えるには最適なタイミングです。
しかし、どうしても我慢できないような事情があり、早く辞めたいのであれば、年度途中でももちろんOKですが、その際には少なくとも1ヶ月前、できれば2.~3ヶ月前に伝えましょう。
引き継ぎも2~3ヶ月あれば大丈夫です。
(引用:これさえできれば円満退職!?保育士さんが辞めるときの3つの注意点)
このように年度末に退職・転職するのが1番好ましいのですが、あなたが本当に保育士を続けるのが辛いなら、年度途中の退職もOKです。
ちゃんと申請すれば退職してもいいと民法でも定められています。
詳しくはこちらを参照ください!
【保育士】年度途中の退職は問題なし!転職への影響はある?・退職理由はマイナス要素を言わない
退職理由は「人間関係の問題」「給料の低さ」「残業が多い」など…不満や本音を正直に話してしまうのは避けましょう。
感情を逆なでしたり、または改善するなどと譲歩案を出され、それがまた保育士同士の間に広まるなど、厄介なことになりかねません。退職理由は、具体的なマイナス面を正直に言わずにとどめておくのが良いでしょう。
退職理由は、職場に対する不満などではなく「他のことにチャレンジしたい」「ここでの経験を活かしたい」「キャリアアップのために勉強したい」など、個人的な都合・前向きな理由を伝えると良いでしょう。ただし、あまりにもワクワクしている様子などは反感を買うため控えましょう。職場の比較などではなく、自分の気持ちをプラスの要素に置き換えて話すことがポイントです。
・退職理由に嘘は要注意
退職理由として、健康上の問題、妊娠、家族の介護で実家に帰る、事故など…園が受理せざるを得ないような理由があります。でも、それが嘘である場合、特に自宅と職場が近隣の際にはバレてしまうこともあります。見え透いた嘘は注意しましょう。
(引用:保育士の退職理由と辞め方の注意点とは?)
退職理由についてはこちらも参考にしてくださいね。
【保育士】嘘はダメ?転職で辞めるための退職理由の伝え方! 保育園の退職理由はどう伝える?園、退職願、面接の状況別まとめよくある引き止め方に「あなたがいないと、他の先生が困る」「子どもたちが悲しむ」「親、保護者が不安になる」「保育が回らない」などなど。
感情に訴えかけているわけですね。
これ、本当に保育士に効くんです…。友だちも辞めたいと伝えるたびに、これを言われて引き下がっていました。
私も辞めると伝えた時「子どもを裏切るのか?」と言われました(私は辞めちゃいましたけど)。
これに対する答えは「無視していい」です。
そこまで割り切ってしまうの、厳しいなぁ。と思いますか?
今の保育園で仕事を続けることであなたが『身体的、精神的』に立ち直れなくなることのほうが余程問題は大きいです。
かといって感情論で攻めてきた相手に「私も辛いんです」というと、今度は「その気持ちわかるわよ」などと共感してあなたのことを丸め込もうとします。
だから感情論を言ってくる相手は無視してください。
あなたの感情に訴えかけて、あなたの人生を台無しにしようとしている極悪人くらいに思っておきましょう。
(引用:保育士の辞め方と退職理由|やめさせてくれない時の対処法と面接時の 退職理由)
「労働基準監督署」にまず相談してみるのがいいでしょう。
あなたの話を聞いてくれ、対策方法についてアドバイスをくれます。 場合によっては保育園側に指導してくれることもあります。 辞めたいという資料(退職届や診断書、介護の事実等)を持ってくるように言われます。 あとは、労働基準監督署と保育園のやり取りとなり、園長先生があなたに意見を求めてきても答えなくてもいいです。
(引用:保育士のトラブルにならないための退職理由のコツ&引きとめ対策 | 【経験者に聞きました】保育士を辞めたい辛い。どうするべき? | 保育士【求人プロ】)
今回は保育士の退職理由になりうる事象や保育園の退職の仕方をご紹介しました。
精神的・体力的に辛くなってしまったら、まずは他の保育園に目を向けてみてください。
保育士であるあなたをもっと大切にしてくれる保育園は他にもあるはずです。
ぜひ楽しく働けない・辛い保育園は退職して、他の保育園に転職してみてください。
保育士転職のノウハウを徹底解説するミサキカフェではあなたが楽しく保育士として働けることを願っています☆