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【保育士転職】面接でよくある質問とその回答例を教えます!

「【保育士転職】面接でよくある質問とその回答例を教えます!-はじめに

保育士の転職での面接、質問について

「採用の成否は面接で決まる」と言って過言ではないほど、
保育士転職において面接は重要です。
最近では特に個人の「学歴」や「能力」よりも、
「人柄」を重視して採用を決める企業が増えている傾向にあります。
この「人柄」を知る一番の方法が「面接」です。

一言で「面接」と言っても、
企業側が「何を見ていているのか?」・「どんな質問をされるのか?」
様々な疑問があります。
今回は保育士転職において重要な「面接」を徹底解説していきます!

保育士の面接対策はこちらのサイトもおすすめ!
①保育士の面接必勝法!よく聞かれる質問と受かるための対策は!?|保育士さんのための保育コラム【保育士求人 ほいくジョブ】
②【面接対策】保育士の面接でよくある質問と回答例~プロ直伝!~|保育士の転職・求人・募集なら【マイナビ保育士】

【保育士転職】面接でよくある質問とその回答例を教えます!-目次

1.保育士転職「面接」を徹底解説!質問と回答例を教えます!

1₋⑴保育士転職「面接」|見られるポイント!
1₋⑵保育士転職「面接」|頻度の高い質問は?
1₋⑶保育士転職「面接」|「人柄」を判断するポイント

1.保育士転職「面接」を徹底解説!質問と回答例を教えます!

1₋⑴保育士転職「面接」|見られる5つポイント!

保育士転職・面接での質問とは

①「清潔感」のある身だしなみ

保育士にとって、「清潔感」はとても重要です!
髪型・メイク・服装は特に注意が必要です。
「保育士の基本となる身だしなみ」をとおさえておくと、
面接の場面でも活かすことができます。

スーツが基本となる服装以外、
そのまま「保育士」として現場で働ける状態が理想です。

②「明るい」印象・「人柄」

明るい印象を与えるポイントは3つあります。
⑴「表情」
口角を上げて、力まないこと、
自然に見える表情を維持しましょう。
表情を柔らかく、心を穏やかに保つことが重要です。

⑵「姿勢」と「目線」
背筋を伸ばして、椅子にもたれない、
「目線」は相手の「視線」に合わせましょう。
回答を考えるときは、
相手より目線を少し下にずらすと落ち着いて考えることができます。
きょろきょろと目線をずらす等、
落ち着きのない態度は印象を損ないます。
しっかりとした姿勢を維持して、
相手に好印象を与えましょう!

⑶はっきりとした口調・声のトーン
口調は「ゆっくり」「はっきりと」話すことが重要です!
「早口」は必要ありません。
相手が聞き取りやすい早さで話すことを意識しましょう!
「声のトーンは上向きに発声する」ことで、
普段より明るいトーンになります。
上向きの発声は明るい印象を持たれやすいので、
是非、意識して活用してください。

③熱意・やる気

仕事への熱意や情熱も見られるポイントです。
面接で保育の仕事に関わる質問が出されたときは、
たとえ経験のないことでも「前向きな回答」を心掛けましょう!
どんな仕事にも積極的に取り組む姿勢をみせることが大切です。

④「園の雰囲気に合っているか」

保育士の仕事は、
職員同士の協力関係を築くことや上司の指示や助言に耳を傾けることも重要です。
「協調性」や「柔軟性」と言い換えることもできます。
回答のなかに職場の雰囲気を大切にする態度や
わからないことは上司や先輩職員に助言を求めることを添えておきましょう。

実際に保育士として現場で働く場合でも、
「協調性」は重要な場面が多くあります。
日常的に意識して磨いておきましょう。

⑤保育の経験や実践的な技術

保育の仕事に関わった経験は大きなアピールポイントになります。
地域の子育て支援や保育補助のアルバイト経験、
転職の場合は前園で任された役割や担当した子どもの年齢等、
具体的にわかりやすく伝えましょう!
経験の有無によって即戦力で役立てる人材かどうかを判断できるため、企業側が見るポイントになっています。

未経験でも問題はありません。
採用はほとんどの場合、育成を含めて行っています。
それでも保育士面接で実技を求められる場合もあります。
ピアノや読み聞かせ等、保育士に必要な技術については、
日頃から練習しておくことをおすすめします。

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1₋⑵保育士転職「面接」|頻度の高い質問は?

保育士転職の面接・よくある質問

保育士転職の面接で頻度の高い3つの質問をご紹介します。

①自己紹介・自己PR

面接の最初に出ることが予想されます。
注意するポイントは「話しすぎない」ことです。
自己紹介はもちろん、自己PRにおいても、
「短く簡潔に」話す意識を持ちましょう!
自己PRは自分の一番強みは何かを事前に考えておきましょう。

自己PRの回答例
「私は多くの人と協力して物事を進めることが得意です。
前職でも担当したクラスで問題が起こったとき、
常に報告・相談をして問題解決をしてきました。
行事やレクリエーションの準備等で大変なときも、
気配りや助け合いの気持ちを大切にしてきました。
これからも共に働く職員の方々の役に立てる存在になるよう努力していきます。」

②志望動機

保育士面接で必ず聞かれる質問と言っていいことの一つです!
志望動機とは、「働きたい理由」のことです。
志望動機は「なぜ、この園を選んだのか?」
理由を考える必要があります。

そのためには希望する園の「事前調査」が必須となります。
園の保育方針や理念、職場の雰囲気、
または園見学等で直接聞いた園長や先輩職員の話しも活用できます。
ホームページやインターネットの情報だけに頼るよりも、
自分の目で見たこと、直接聞いた話しを盛り込むことができると、
より説得力のある回答になります。

志望動機回答例
「実際に見学した園の雰囲気がとても魅力的でした。
私は園見学で職員の方々が、
子ども1人1人に温かく笑顔で保育をする姿に感動しました。
貴園の保育方針にある子ども1人1人に合わせた保育を実践する、
ということにも強く共感し、今回応募させて頂きました。」

③退職理由・転職理由

保育士に限らず、
転職面接では、「退職理由」や「転職理由」は、ほとんどの企業で聞かれる質問です。
回答のポイントは全部で3つです。
⑴前職の批判や悪口は言わない
前職の批判や悪口は印象を損なう可能性が高いため、
言わないようにしましょう。
特に上司や同僚といった個人を批判するのは絶対にやめましょう!

退職理由は「園の保育方針とのズレ」や「職場の雰囲気」、
このような職場全体の問題を取り上げるようにしましょう。

⑵「前向きな理由」を伝える
退職理由は「前向き」で「未来志向」であることが重要です。
「保育士のスキルアップのため」や「将来に向けての進路変更」
このような理由は聞き手に明るい話題として伝わります。

例えば、
「保育士としてさらに成長できると思い転職を決意しました。」
「将来のことを考えた結果、環境を変える必要があると思い退職を決めました。」

このままでは理由が抽象的なので、
「どう成長できるのか」、「どんな環境を目指しているのか」
具体的に表現することが重要です。
聞き手にわかりやすい内容になるように工夫しましょう。

⑶退職理由の内容に感謝の言葉を添える
「前職への感謝」を忘れず伝えましょう!
仕事を教えくれたこと、失敗をフォローしてくれたこと、
どんなことでも構いません。
感謝の言葉からは「誠意」や「職場への配慮」が伝わります。
そのため面接の場面で好印象を与えることにつながります。

保育士転職・面接での質問回答

退職理由の例文
「前職では、大規模園だったこともあり、
子どもの人数も多く、持ち帰りの仕事の多さから、
子どもと向き合って保育する時間を作ることが難しい環境でした。
お世話になった職場ですので、
退職は心苦しい選択でした。
私はもっと子どもと向き合った保育がしたいという思いと、
保育士として仕事に集中できる環境を探すために退職を決意しました。」

3つのポイントをまとめると、
「批判や悪口のない前向きな退職理由」+「前職への感謝」
=「適切な退職理由」となります。
事前に回答を考えられる質問事項なので、
納得できるまでじっくりと悩んで適切な内容にしていきましょう!

保育士の転職面接の質問と回答例参考サイトはこちら!
①保育士の転職、面接でよく聞かれる質問と回答例 【「ほいコレ」保育士 派遣・アルバイト・パートの求人専門サイト】
②プロが教える保育士の面接対策!よく聞かれる質問&回答ポイント | 保育士くらぶ

1₋⑶保育士転職「面接」|「人柄」を判断するポイント

保育士の転職での面接、質問回答

「人柄」とは、
「その人本人に備わっている品格や性質のこと」です。
面接よく言われる「人柄重視」とは、
立ち振る舞いや言葉遣い、マナーといった「人間性」を重視するという意味があります。

保育士は子どもを保育するという仕事の性質から、
特にその人が持つ「人間性」が重視される傾向があります。
短時間で印象が決まってしまう面接で何が「人柄」の良さを伝えるポイントになるのか?
ここでは「人柄」を判断する3つのポイントをご紹介します。

⑴第一印象「身だしなみ」
「清潔感のある身だしなみ」であること。
保育士として適切と判断できる身だしなみができていれば、
第一印象でつまずくことは少ないと言えます。

他人が一度受けた印象は短時間では変わりません。
そのため第一印象「身だしなみ」は特に重要であることを意識しましょう。

⑵姿勢・態度
自分が話すときよりも、
相手の話しを聞いているときの姿勢や態度が重要です。
グループ面接で他の応募者が話しているときも姿勢を崩したり、
退屈そうに振る舞ってはいけません。
他人の話しにしっかりと耳を傾けましょう。

相手を尊重する姿勢や態度は好感を与えます。
過度に緊張してしまうと表情が硬くなってしまうので、
気持ちは穏やかに、適度な緊張感を持って面接に臨みましょう。

⑶会話のマナー
相手の話しに割り込まない。
相手の話しを傾聴する。
謙虚な姿勢で話す。
相手と目線を合わせて話す。
正しい言葉遣いで話す。
これらは会話のマナーとして重要なことです。
普段の会話から意識しておくと、
面接の場面に活かすことができます。

この3つのポイントは、
保育士に必要とされることを多く含んでいます。
面接では、「保育士に適した人間性」を判断する指標としても、
「人柄」は重視される傾向にあります。

社会人として、保育士として、
マナーを正しく実践できるよう普段の生活から意識していきましょう!

おわりに

保育士転職の際の履歴書

保育士不足の現場では、
採用を前提とした面接が行われることも珍しくありません。
保育士転職も多くの求人情報が出ています。
家庭環境の変化により、
保育士は、ますます社会に必要とされる職業になっています。
今の環境が働きづらいと感じても、
保育士の転職市場は常に募集があります。
保育士の転職に興味のある方は、
ぜひ、保育士の転職サイトや求人サイトを見てみることから始めてみてください!
最後まで読んで頂きありがとうございます。