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保育士転職・面接で役立つ!前職場の退職理由の例文を紹介します。

保育士転職・面接で役立つ!前職場の退職理由の例文を紹介します。-はじめに

転職先で面接を受けるとき、
必ず質問されることの一つに「退職理由」があります。
様々な「退職理由」があるなかで、
その内容や言い方・伝え方を間違えると悪い印象を与えてしまうことも珍しくありません。
面接の場面では、
「一度答えたことは訂正できない。」
「悪い印象は短時間では修正できない。」
という原則があります。
そのため、どんな質問が出ても相手に悪い印象を与えない、
内容や言い方・伝え方を考えておく必要があります。
「退職理由」は聞かれることがわかっている質問なので、
予め答えを準備できます。
今回は保育士の転職・面接で必ず聞かれる「退職理由」の内容や言い方・伝え方のポイントをご紹介します。
参考にできる例文も掲載しますので、
是非、最後まで読んでみてくださいね!

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目次

1.保育士の転職で役立つ!「退職理由」の内容・言い方・伝え方のポイント!

1₋⑴保育士転職「退職理由」|適切な「退職理由」とは?
1₋⑵保育士転職「退職理由」|言い方・伝え方のポイント
1₋⑶保育士転職「退職理由」|例分紹介!
1₋⑷保育士転職「退職理由」|まとめ

1.保育士の転職で役立つ!「退職理由」の内容・言い方・伝え方のポイント!

1₋⑴保育士転職「退職理由」|適切な「退職理由」とは?

保育士転職の退職理由の伝え方

⑴印象を損なう「退職理由」とは?

退職理由には正直に伝えると印象を損なう可能性があるものがいくつかあります。
まずはその中でも代表的な3つの理由について解説していきます。

保育士の退職理由その①「前職の労働環境への不満」

休日や勤務時間・休憩時間等の労働環境への不満は退職理由として考えられることです。
もちろん労働環境の悪い職場に勤め続ける必要はありません。
よりよい労働環境を求めることは転職活動をする目的の一つでもあります。
しかし面接の場で伝えた場合、
「辛い仕事はできない・したくない」
「休日は多くほしい」
「勤務時間は少ないほうがいい」
このように質問者に伝わってしまう可能性があります。
一言でいうと、「やる気がない」とみなされる危険があります。
労働環境は「退職理由」として伝えることではなく、
転職先の「条件」として考えることです。
保育士の転職サイトや転職エージェントを利用するときは、
この「転職先の条件」が必要になります。
ぜひそのときに自分の希望を伝えてください。


▶保育士の退職理由その②「前職の上司や同僚への不満」

職場の人間関係に悩み退職する方も珍しくありません。
人間関係は多くの保育士の悩みの種でもあります。
もし職場の人間関係が良好で上司が優れた人格者であるなら、
理想の職場と言えますね。
現実は、ほとんどの職場で「人間関係は我慢が必要」と言われます。
知らない人間同士が同じ空間で同じ時間をすごすのですから、
問題が起きないことのほうが珍しいのです。
仕事はそのなかで、
知らない人同士が協力できる関係を作り、
起こる問題を話し合い、行動し、解決していくことで進むものです。
仕事における協調性やコミュニケーション能力はとても重要なものとしてみられる可能性があります。

そのため面接では、
「会社への不満」や「上司の批判」、
「同僚の悪口」は言わない方が無難です。
批判や悪口は、聞いていて良い印象は持ちません。


▶保育士の退職理由その③「体力的・精神的な負担」

体力や精神の限界まで仕事をしてはいけません。
ここでお伝えしたいのは、
「心身ともに健康な状態でなければ、
仕事はできない」ということです。
また退職の理由として話した場合、
採用する側に「今仕事ができる状態なのか」不安を与えてしまいます。
仕事上のストレスが退職理由の場合もあると思います。
その場合でも、退職理由として話すことは避けましょう。
ストレスはどの職場でも存在するものなので、
「採用しても仕事を続けられるか」という疑問につながってしまいます。

⑵保育士転職の際の適切な退職理由とは?

保育士転職・面接での退職理由

印象を損なう可能性のある退職理由には、
「相手にネガティブなイメージを与える」という共通点があります。
では、適切な「退職理由」とはどのようなものなのか、
簡潔に言うと、
「前向きな理由」です。
4つ例を挙げます。
①「自分のスキルアップ・キャリアアップのため」
②「前職より、やりがいや魅力を感じたから」
③「将来に向けての進路変更のため」
④「転職先に勤める上司や先輩職員からの推薦や紹介」

上記の理由は退職理由と転職理由を兼ねているので、
どちらの質問にも使うことができます。
(例文は記事の後半でご紹介します。)
退職理由が「未来志向」・「前向き」であることは、
相手によりよい印象を与えてくれます。

退職理由を伝えるとき一番大事なポイントは、
聞き手が「明るい気持ちになれる内容」であることです。
退職というポジティブには考えにくい状況を、
「前向きな明るい話題に転換する」ことが必要なのです。

1₋⑵保育士転職「退職理由」|言い方・伝え方のポイント

保育士転職での退職理由の「伝え方とは?

退職理由を伝えるとき重要なことは、「前職への感謝の言葉を添える」ことです。
仕事を教わったこと、上司にお世話になったこと、
同僚に支えられたこと、なんでも構いません。
感謝の気持ちが伝わる話し方は、
相手に「人柄の良さや誠実な印象」を与えます。
ここでも「前向きで明るい印象」を与えることを意識しましょう!
相手に明るい印象を与えるポイントを3つご紹介します。

①笑顔
前歯を見せる意識で笑うこと。
顔全体で笑っているように見えます。

②言葉をはっきりと発音する

言葉の一音一音を丁寧に、早口の必要はありません。
相手が聞き取やすいように、
ゆっくりと、しっかり話すことが重要です。
自分の言葉に自信のない方は、
スマートフォンやレコーダーで自分の声や話し方を録音して聞いてみることをおすすめします。

③難しい言葉は使わない、専門用語も多用しない

簡単な言葉より、難しい言葉で話した方が知的に見えるというのは、
大きな間違いです!
本当に知的で説明や話しが上手な人は「シンプルにわかりやすく」話します。
この「シンプルでわかりやすい話し方」こそ、
面接の場面で求められる重要なポイントです。
難しい言葉を知っていたとしても、
「誰でも知っている言葉」で話してください。
質問に対して「シンプルにわかりやすく」答えることを意識しましょう!

3つのポイントをまとめると、
「笑顔ではっきりとわかりやすく話す人」=明るい印象
となりますね。
面接はその人印象が短時間で決まってしまいます。
そのことを常に意識して、
好印象を残せるように話し方・伝え方を工夫しましょう!

他にも保育士の退職理由の伝え方を解説したサイトはこちら
保育士が転職する際に多い転職理由って何?面接のときはどう言うべき? | 保育士くらぶ
保育士の退職理由の伝え方――職場編・面接編退職理由はネガティブからポジティブへ変換しよう!|保育士の転職・求人・募集なら【マイナビ保育士】

1₋⑶保育士転職「退職理由」|例分紹介!

保育士転職での退職理由の伝え方を紹介

保育士の退職理由例文①
「スキルアップ・キャリアアップのため」

前園では、0歳児の担任でした。
違う年齢の子どもの保育も経験したかったのですが、
園が小規模なこともあり、自分が担当したクラスからの異動はできませんでした。
もっと幅広い年齢の子どもの保育を経験して、
保育士としてスキルアップしたいと考え退職しました。
前園で教えて頂いた保育士としての心構えや保育の基本を
今後も活かしていきたいと考えています。

保育士の退職理由例文②
「将来に向けての進路変更」

保育士の仕事はやりがいもあり充実していました。
しかし、私は将来のことを考えるとき、
このまま保育士として働き続けることは視野を狭くしてしまう可能性があると感じました。
たくさんの仕事があるなかで、
保育士という仕事だけで他のことを知らない自分に気付いたのです。
自分の可能性を開くためにも新しい職場に挑戦したいと考え、
今回退職を決意しました。

保育士の退職理由例文③
「ネガティブな理由を伝える場合」

前職では残業や持ち帰りの仕事も多く、
私生活が圧迫されていました。
もっと効率よく仕事が進むよう提案をしても、
意見が通ることはありませんでした。
お世話になった園ですので、
退職は心苦しい選択でした。
今回は自分自身、新しい一歩を踏み出して環境を変えられるよう行動しよう思い決断しました。

他にも保育士の転職・面接で役立つ退職理由の例文をご紹介!
保育士の退職理由についてのサイトはこちら
【例文満載】保育士の辞める理由、辞めた理由、退職理由の完全版リスト|面接、履歴書、面談で使える理由が必ず見つかる! – ほいくのおまもり
保育士によくある転職理由7つ!面接時の伝え方もアドバイス | ほいくの森


1₋⑷保育士転職「退職理由」まとめ

保育士転職で使える保育士の退職理由

最近では、退職や転職はより身近なものに変化しています。
インターネットの転職サイトや求人サイト・求人検索エンジン等、
転職先を探す方法はたくさんあります。
そのなかには、転職活動を無料でサポートしてくれる専門の転職サイトもあります。

退職や転職は決してマイナスになることではありません。
むしろ希望に合わない職場や心身が追い詰められるような労働環境は、自分で行動して変えていくべきです!

保育士以外の仕事でも、
保育士資格を活かせる仕事はたくさんあります!
保育の仕事に携わる方々が、
希望に合った職場で働けるよう願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。